日本いも類研究会では、副会長である(有)菊水堂の岩井社長のご協力により、様々な品種によるポテトチップスを楽しみながら、新品種に親しんでいただくという趣旨でポテトチップス試食サンプルの配布とアンケート調査を行っています。
 平成21年度は10月末に研究会のニュースレターやメーリングリストを通じて会員等に参加を呼びかけました。対象品種はポテトチップス専用品種のみならず、一般調理用の品種などを含む5品種です。
 その結果、約420名の方からのアンケート結果を12月上旬までに回収することができました。
【21年度】
供試品種
特徴・主な用途等
チップスの製造日・条件

サッシー

チップ適性が高く、良食味

10月23日、ブランチング約62度、スライス0.054インチ

こがね丸

フライ加工用の新品種

10月23日、ブランチング約62度、スライス0.054インチ

キタムラサキ

アントシアニン色素(紫)を含む

10月23日、ブランチング約70度、スライス0.054インチ

ノーザンルビー

アントシアニン色素(赤)を含む

10月23日、ブランチング約70度、スライス0.054インチ

トヨシロ

我が国の代表的なチップス専用品種

10月23日、ブランチング約62度、スライス0.054インチ

注:

実際のポテトチップス製造では、スライス厚み、ブランチングなどをじゃがいも原料によって変えています。



【20年度】
供試品種
特徴・主な用途等
チップスの製造日・条件

はるか

白肉、粘質、煮物やサラダに向く

10月31日、ブランチング約62度、スライス0.056インチ

スノーデン

ポテトチップ加工適性の高い品種

10月31日、ブランチング約62度、スライス0.056インチ

ドロシー

フレンチフライ用で油加工に適する

10月31日、ブランチング約62度、スライス0.056インチ

サッシー

チップ適性が高く、良食味

10月31日、ブランチング約62度、スライス0.056インチ

ノーザンルビー

アントシアニン色素(赤)を含む

10月31日、ブランチング約70度、スライス0.056インチ

キタムラサキ

アントシアニン色素(紫)を含む

10月31日、ブランチング約70度、スライス0.056インチ

注:

実際のポテトチップス製造では、スライス厚み、ブランチングなどをじゃがいも原料によって変えています。



【19年度】
供試品種
特徴・主な用途等
チップスの製造日・条件

トヨシロ

我が国の代表的なチップス専用品種

10月19日、ブランチング62度前後、スライス0.058インチ

はるか

調理適性に優れた生食用の新品種

10月19日、ブランチング62度前後、スライス0.056インチ

チェルシー

多収で、でん粉価が高い

10月19日、ブランチング62度前後、スライス0.056インチ

サッシー

チップ適性が高く、良食味

10月19日、ブランチング62度前後、スライス0.056インチ

ノーザンルビー

アントシアニン色素(赤)を含む

10月19日、ブランチング70度前後、スライス0.056インチ

キタムラサキ

アントシアニン色素(紫)を含む

10月19日、ブランチング75度前後、スライス0.056インチ

こがね丸

フライ加工用の新品種

10月26日、ブランチング62度前後、スライス0.056インチ

注:

実際のポテトチップス製造では、スライス厚み、ブランチングなどをじゃがいも原料によって変えています。


【18年度】
供試品種
特徴・主な用途等
チップスの製造日・条件

男爵薯

最もポピュラーな品種(水煮(粉ふき)、コロッケ、サラダ等に向く)

11月 2日、ブランチング61度前後、スライス0.056インチ

オホーツクチップ

ポテトチップス用の新品種

11月 2日、ブランチング61度前後、スライス0.056インチ

らんらんチップ

ポテトチップス用の新品種

11月 2日、ブランチング61度前後、スライス0.056インチ

スノーマーチ

生食用の新品種(収穫直後はポテトチップスにも適する)

11月 2日、ブランチング61度前後、スライス0.056インチ

こがね丸

フライ加工用の新品種

11月 2日、ブランチング61度前後、スライス0.056インチ

西海31号

アントシアニン色素(赤)を含む

11月 2日、ブランチング61度前後、スライス0.056インチ

ノーザンルビー

アントシアニン色素(赤)を含む

11月 2日、ブランチング61度前後、スライス0.056インチ

注:

西海31号は長期保存の影響がかなりある。(長崎県で5月に収穫、貯蔵したものを11月にフライしており、他品種と比較すると厳しい加工条件となっている。)
ブランチングが最低65度は必要であったようで、生揚げが出たほか、揚がり色も良くなかった。

【17年度】
供試品種
特徴・主な用途等
チップスの製造日・条件

トヨシロ

ポテトチップス用の主力品種

11月 1日、ブランチング61度前後、スライス0.056インチ

オホーツクチップ

ポテトチップス用の新品種

10月21日、ブランチング61度前後、スライス0.058インチ

らんらんチップ

ポテトチップス用の新品種

10月21日、ブランチング61度前後、スライス0.058インチ

さやか

サラダ用

10月21日、ブランチング61度前後、スライス0.058インチ

十勝こがね

食味が良く、フライ調理適性も高い

10月21日、ブランチング61度前後、スライス0.058インチ

西海31号

アントシアニン色素(赤)を含む

10月 4日、ブランチング67度前後、スライス0.056インチ

インカレッド

アントシアニン色素(赤)を含む

10月21日、ブランチング75度前後、スライス0.058インチ

キタムラサキ

アントシアニン色素(紫)を含む

10月21日、ブランチング75度前後、スライス0.058インチ

注:1)

西海31号は長崎県で5月中旬に収穫、貯蔵したものを10月4日にフライしており、他品種(全て北海道で17年秋に収穫)と比較すると厳しい加工条件となっている。

  2)

原材料は馬鈴薯、米油、パーム油、食塩(化学調味料は無添加)。フライ条件などは、極力同じにしたが、製品化されているものは、最適な条件設定で行っている。