新品種決定に関する参考成績書
関東109号(エレガントサマー)
平成8年3月
農業研究センター作物開発部甘しょ育種研究室
 

(3)葉柄の一般成分及び食物繊維含量

品種系統名

乾物率%

粗灰分

粗タンパク

粗脂肪

NFE

TDF

NDF

ADF

リグニン

(NDF/TDf)xl00

関東109号

10.9
15.0
20.5
4.1
30.0
34.5
31.1
19.1
4.5
90.1

べ二アズマ

13.1
15.4
21.4
4.0
26.8
37.2
32.4
23.2
4.5
87.1

ベコマチ

10.7
17.0
20.0
4.4
26.5
38.9
32.1
22.1
4.8
82.5

ツルセンガン

10.6
17.8
20.9
4.5
24.7
35.2
32.1
20.9
5.0
91.2

(参考)ホウレンソウ

6.2
24.9
32.2
4.3
22.7
24.5
15.9
10.9
2.1
64.9

(参考)コマツナ

6.6
22.6
35.6
4.3
20.6
28.4
16.9
11.7
1.6
59.5

(参考)ミツバ

7.1
20.2
26.0
3.9
24.0
29.6
25.8
19.5
4.0
87.2

(参考)フキ

7.5
13.5
4.5
3.0
54.4
39.3
24.6
21.9
3.0
62.6

注 1)

平成4年8月4日取穫の葉柄について、東京家政学院短期大学津久井研究室にて調査。

2)

一般成分及び食物繊維含量は乾物当たりの%。

3)

NFE:可溶性無窒素物(全体から水分、粗灰分、粗タンパク、粗脂肪及びNDFを除いたもの)、TDF:総食物繊維含量、NDF:中性デタージエント繊維(粗繊維)量、ADF:酸性デタージエント繊維量、NDF‐ADF=へミセルロース含量、ADF‐リグニン=セルロース含量

<概評>

葉柄の総食物繊維含量はフキ並みで、ホウレンソウ、コマツナ及びミツバを上回る。

(4)葉柄の無機成分含量

品種・系統名

K

P

Ca

Fe

Zn

Mn

Mg

Cu

関東109号(上位葉)

320
28
55
0.59
0.26
0.09
15
0.11

       (中位葉)

380
24
76
0.53
0.18
0.10
11
0.10

       (下位葉)

350
32
86
0.62
0.13
0.11
9
0.12

高系14号

400
27
83
0.66
0.27
0.10
15
0.09

ベニアズマ

280
20
73
0.46
0.09
0.08
14
0.09

(参考)ホウレンソウ

740
60
55
3.70
-
-
-
-

(参考)コマツナ

420
65
290
3.00
-
-
-
-

(参考)ミツバ

65
49
24
0.30
-
-
-
-

(参考)フキ

310
17
38
0.10
-
-
-
-

注1)

単位はいずれもmg/100g。

2)

神奈川県農業総合研究所において平成7年8月23日収穫の葉柄を調査。

3)

参考は四訂日本食品標準成分表より。

<概評>

葉柄には無機成分がバランスよく含まれている。