Q  さつまいもの蔓(つる)は食べられますか?


 「葉っぱ」と「つる」の間の部分である葉柄は、国内でも食べる地方があります。 JRTwebの『さつまいもMiNi白書』の「ひとくちメモ」のコーナーでも紹介していますが、お隣りの韓国や東南アジア諸国などで野菜として扱っている国も多いですし、我が国では三重県のJA鳥羽志摩が「グリーンストーク」の名で出荷しているほか、福岡県や沖縄県などでも野菜として売られています。

 食べ方もバラエティーに富んでいて、和え物、酢の物、天ぷら、煮びたし、炒め物と自由自在です。つるが太くて長く苦みの少ない品種なら、サラダにもピッタリで細かく刻んで味噌汁に入れても美味しいものです。

 しかも、栄養価が、たんぱく質がレタスの約3倍、食物繊維はキャベツの約2倍と高いのもセールスポイントです。平成8年に発表されたエレガントサマーは葉柄専用の品種で、今後の普及が期待されています。

【新聞に掲載された調理法】

 葉の下を折って下へ引くと、一筋の皮が取れます。上から3〜4センチの長さに折り、今度は下から上に引くようにして残りの筋を取っていきます。長さを一定に折りながら筋をとったつるを湯がいて、しょうゆとみりん、だし汁少々で薄味に煮付けます。

 一方、本体の太い蔓(つる)の部分だとすると、先端の柔らかい部分しか食べられないでしょう。

  JRTweb のサツマイモ資料館長日記の「その7 ガスがこわい(7月12日)」という話の中で、フィリピン出身の女性の方が、「フィリピンにいた時よく食べたのは、イモではなくツルの方だった。ツルの先のやわらかい所を摘んで、油でいためたり、ホーレン草のようにゆでて食べる。」と話しているのを紹介しています。