4)生育追跡調査試験成績

主要な収量形質の経時的推移を「男爵薯」および「農林1号」と比較すると、「花標津」の上いも平均一個重は肥大初期より「男爵薯」および「農林1号」を下回っており、その後の増加も緩慢である。上いも重は塊茎肥大期前半は「男爵薯」および「農林1号」を下回り、増加も緩やかであるが、肥大期後半から塊茎完成期にかけて急速に増加する。でん粉価は、塊茎肥大期前半には「男爵薯」および「農林1号」より低く上昇も緩やかであるが、「男爵薯」の枯凋期頃には「男爵薯」に追いつくものの、その後の上昇はわずかであり、枯凋期においても「農林1号」には及ばない。以上の結果より、「花標津」は初期肥大性の遅い系統と判断される。





図V-1 生育追跡調査(平成7〜8年の平均)







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