グウェン

出願番号 30346
出願年月日 2015/07/23
出願公表の年月日 2016/03/29
登録番号 27933
登録年月日 2020/03/30
育成者権の存続期間 25年
育成権の消滅日

塊茎 塊茎(切断面) 草姿
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概要

フランスの主力品種。食味の良さが定評。目が浅く調理しやすい中粒で多収性。どんな料理にも適しています。

登録品種の植物体の特性の概要

幼芽の大きさはやや大、幼芽の形は卵形、幼芽の基部のアントシアニン着色の強弱はかなり弱、幼芽の頂部の基部に対する大きさは小、幼芽の頂部の型は中間、幼芽の頂部のアントシアニン着色の強弱は無又は極弱、幼芽の根端の数は少、植物体の草姿はやや直立、小葉の重なりは重なる、複葉の緑色の濃淡は濃、第二側小葉の長幅比は狭、植物体の草高はやや高、花の数はかなり少、花冠の大きさはやや大、花冠内面のアントシアニン着色の強弱は無又は極弱、やくの色は黄橙、枯ちょう期は中、塊茎の形は長卵形、塊茎の目の数はかなり少、塊茎の皮色は淡ベージュ、塊茎の目の基部の色は赤、塊茎の表皮のネットはかなり少、塊茎の肉色は黄、上いも重はやや軽、上いも数はかなり多、上いもの平均重は軽である。小玉中心の作型ではあるが、収量性は高い。
出願品種「グウェン」は、対照品種「コロール」と比較して、茎のアントシアニン着色の強弱が無又は極弱であること、塊茎の光反応による皮のアントシアニン着色の強弱(皮色が淡ベージュ及び黄の品種に限る。)が無又は極弱であること等で区別性が認められる。対照品種「アローワ」と比較して、幼芽の基部のアントシアニン着色の強弱がかなり弱であること、幼芽の頂部のアントシアニン着色の強弱が無又は極弱であること等で区別性が認められる。対照品種「十勝こがね」と比較して、幼芽の頂部の毛の多少が多であること、塊茎の肉色が黄であること等で区別性が認められる。

品種登録者の名称及び住所

GERMICOPA BREEDING

登録品種の育成をした者の氏名

Eric Bonnel




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