蔓無源氏(つるなしげんじ)


(1)来歴
 明治40年、鹿児島県の中馬磯助氏の発見による源氏の芽条変異系統である。

(2)形態的特性
 ツルは長さ1.5m内外で、源氏よりはるかに短ツルである。

(3)生態的特性
 在来品種中最もでんぷん含量が高く、高でんぷん品種の多くは蔓無源氏の遺伝子に由来している。イモは源氏とよく似た特性をもっているが、源氏より作りやすく多収である。

(4)病害虫抵抗性
 

(5)栽培上の注意
 

(6)用途
 食用、でんぷん原料用。