第2回 異常気象(高温)による芋類の生産・利用への影響と対応に関する情報交換会

趣旨

近年の地球温暖化を背景に高温や干ばつ、多雨など異常気象とされる現象が多発しています。芋類でもジャガイモではライマン値の低下や発芽障害、サツマイモでは中心空洞などの生理障害や干し芋、焼き芋の品質・歩留りの低下などの被害が発生しているところです。このため、被害の状況や研究への取組み状況・成果について情報共有するとともに、今後の対策について情報交換を行います。

主催

日本いも類研究会
一般財団法人いも類振興会

開催概要

日時令和7(2025)年9月18日(木) 13:30~16:30
場所Zoom ウェビナーによるオンラインセミナー形式
定員500名(申込先着順)
参加費無料
参集範囲上記主催団体の関係者・会員のほか、日本いも類研究会のHP(JRTWeb)でも周知し、原則として自由参加とします。
参加方法参加申し込みフォームによる事前の申し込み。
入力いただいたメールアドレスに対して、事務局からメールでZoomへの招待リンクをご案内します。

※参加申し込み受付は2025年9月15日に締め切ります。
当日の進行【座長】日本いも類研究会会長(元福島県農業総合センター所長) 小巻 克己 氏

(1)講演(60分程度)
①ジャガイモ
高温干ばつ年のかん水が加工用馬鈴薯に及ぼす影響
カルビーポテト(株) 馬鈴薯事業本部 馬鈴薯研究所 品種開発課 渋川 洋 氏

②サツマイモ
夏の高温が茨城県におけるかんしょ高品質生産に及ぼす影響
茨城県農業総合センター農業研究所 作物研究室 技師 前田 哲 氏

(2)情報交換 <120分程度>
産地の関係者や実需者等のパネリストを交えて、各地域における今年の状況について情報共有するとともに、対策について意見交換を行います。
参加予定のパネリストは下記のとおりです。

農林水産省 農産局 地域作物課 課長補佐(いも類班) 鈴木 里沙 氏
農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究統括官(生産技術)室付研究専門官 浅野 賢治 氏
十勝農業協同組合連合会 農産部長 柴田 浩之 氏
鹿児島県農業開発総合センター 園芸作物部 野菜研究室 研究専門員 田中 義弘 氏
鹿児島県農業開発総合センター 園芸作物部 作物研究室 専門研究員 山根 一城 氏
霧島酒造株式会社 酒質開発本部 研究開発部 醸造原料研究課 課長 藤田 剛嗣 氏
千葉県農林総合研究センター 水稲・畑地園芸研究所 畑地利用研究室 高野 幸成 氏
なめがたしおさい農業協同組合麻生地域センター長 栗山 裕仁 氏
茨城県鹿行農林事務所 行方地域農業改良普及センター専門員 青木 隆治 氏
有限会社 南橋商事 代表取締役 矢羽田竜作 氏

※当日の参加者からの質問に対しては、可能な範囲でウェビナーのQ&A機能により回答するとともに、情報交換会の概況等については後日、日本いも類研究会のHPや「いも類振興情報」に掲載する予定です。
※本セミナーに関する問い合わせはお問い合わせフォームをご利用ください。