平成元年4月に開館したサツマイモ資料館は、20年6月1日をもって20年間の歴史に幕を閉じ、閉館となりました。現在、資料は川越市立博物館に寄贈されています。
川越市立博物館のWebで寄贈された資料の検索ができます。

著者:井上 浩(いのうえ ひろし)

1931年(昭和6年)、埼玉県に生まれる。県立川越高校、東京教育大(筑波大)経済学科卒。埼玉県立浦和高校、同松山高校教諭(歴史、地理)のかたわら、サツマイモの文化史の研究を続けてきた。戦争飢饉を体験、サツマイモのお陰で今がある世代の一人として、またイモの町に住んでいる者の一人として、だれかがそれをしなければならないと思ったから。 

1992年(平成4年)より、サツマイモ資料館長。ここにいると、その人にしか手に人らない貴重な情報がたくさん入ってくる。そこでその一部を「サツマイモ資料館長日記」とし、地元の川越ペンクラブ会誌「武蔵野ペン」(年4回刊)に連載させてもらっている。夢は日本のサツマイモの文化史をまとめること。

2003年(平成15年)より、日本いも類研究会会長。

編著書
「川越いもの歴史」(蔵造り資料館、昭和57年)
「サツマイモの話」(たなか屋出版部、昭和59年)
「現代中国のサツマイモ事情」(川越いも友の会、平成3年)
「川越見て歩き」(幹書房、平成5年)
「サツマイモの女王 紅赤の100年』(同記念誌編集委員会、平成9年)

サツマイモ資料館長日記